ブルーライトカットメガネ(PCメガネ)

可視光線(波長380nm~780nm)の中で、380nm~500nmの波長の短い領域(短波長)をブルーライト(青色光)と呼んでいます。ブルーライトは、液晶ディスプレイを使ったパソコン、テレビ、スマートフォンやLED光源から多く発せられており、日常的に目に入っています。ブルーライトはエネルギーが強く、目の水晶体内で散乱しやすい性質があるため、まぶしさやちらつき、眼精疲労の原因となります。

メガネレンズメーカー各社から、このブルーライトから目を守る製品が出されています。大きく分けると2つの方式があり、ひとつはレンズ表面のコーティング技術により、ブルーライトを反射させてカットする方法と、もうひとつはレンズの染色技術によりブルーライトをカットする方法です。いずれも短波長の領域のみに作用するような特殊技術で、短波長を約30%カットします。ブルーライトをカットすることにより、まぶしさやちらつきが軽減し、見やすさがアップし、目の疲れを軽減します。

コーティング技術による方式のものは透明のレンズで、染色技術によるものは薄く色がついたメガネとなります。前者は透明ですが少し表面が反射している感じのメガネとなります。後者は反射している感じはありませんが、一般的にはブラウン系の薄いカラーレンズとなります。私は、染色の方を使っていて目の疲れ、特にずっとパソコンの画面を見ている時の目の奥の重たい感じが軽減されるのを実感しています。薄いカラーはオシャレ効果もあるのではないかと思っています。

最近テレビを見ているとニュースキャスターやコメンテイターのメガネで、このブルーライトカットのものをよく見かけるようになりました。このようなメガネを使っている方が増えてきていると思います。


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