2010年6月 のアーカイブ

メガネレンズ夏場に気を付けること

最近のメガネレンズはほとんどプラスチックでできています。

プラスチックレンズはガラスレンズに比べて、軽い割れづらいカラーを着けやすい、等、で優れています。

一方、キズが付きやすい透明感、等、従来ガラスレンズに劣る部分は、傷防止コート(ハードコート)、反射防止コートを施すことによって改善されてきています。現在のプラスチックレンズはほとんどが、これらのコーティングが標準装備となっています。

プラスチックレンズでもうひとつガラスレンズに劣ることとして、熱に弱いということがあります。

一般的に60℃以上の高温には気をつける必要があります。

では、なぜ気を付ける必要があるのか、どうなってしまうのか、どんな時に気を付けたらいいのか、について以下ポイントをご説明いたします。

プラスチックレンズは先ほどご説明いたしましたように、反射防止コートが施されていますが、このコートの成分はガラス質です。一方レンズはプラスチックで、熱がかかるとこの二つの膨張率の違いから、あまり膨張しない反射防止コートはプラスチックの膨張についていけず、微細にひび割れてしまいます。見たところは擦りガラス状で、細かい擦り傷が無数に付いたような感じになります。「少し汚れているな」という感じにも見え、一生懸命拭いたりしますが元には戻りません。

気を付ける場面としましては、真夏、車の中へのメガネの放置です。炎天下の締め切った車内は70~80℃になる場合もあるといわれています。また、炎天下の砂浜やコンクリートへの放置も注意。あと、夏場以外にもサウナ、バーベキュー、ヘアドライヤー、等に注意が必要です。

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