メガネのずれ落ちについて
メガネ店では、メガネの調整に来られるお客様への対応も重要です。中でもメガネのずれ落ちをなおして欲しい、という件が多くあります。そこで、メガネがずれ落ちる原因について説明したいと思います。
原因としては、鼻パッドの間隔が開いてしまった、メガネが広がってしまった、先セル(耳にかかる部分)のカーブや位置が合っていない、両テンプル(ツルの部分)の幅が逆に狭すぎる、というのがあります。幅が狭く両テンプルの押し付けが強いと、メガネが前に押し出されることがあります。
鼻パッドの間隔が開くのは、メガネをぶつけた、という場合が多いと思いますが、ぶつけるほどの力でなくても、長く使っているうちに、何回か押し付ける力が加わり、徐々に広がることもあります。鼻パッドの当たり方を再調整すれば、すぐに解決します。両テンプルの幅が広がるのは、片手でメガネの掛け外しを何回も行っているうちに開くことがあります。実際、左のテンプルが開いていることがよくあります。右手で掛け外しした結果です。またメガネの素材やレンズの厚みによっては、使っているうちに開く場合もあります。テンプル幅の調整は、鼻パッドの調整より少し時間がかかりますが調整できます。
先セルの問題と、両テンプルの間隔が狭いのは、最初のフィッティングが甘かった可能性がありますが、これも正確にフィッティングしなおせば解決します。あと余談ですが、テンプルの可動部分の丁番ネジがゆるんで、テンプルの開閉がパタパタになって、これがメガネがずれ落ちる原因だと思っている方もいらっしゃいますが、ネジを締める必要はありますが、ネジのゆるみは、ずれ落ちとは直接関係はありません。
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