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メガネレンズのコートについて
メガネレンズの3要素は、素材と設計とコートです。今回はコートについて説明します。
ガラスレンズに対して、プラスチックレンズの弱点は、キズの付きやすさと反射です。これをカバーするために、表面にキズ防止コート(ハードコート)と反射防止コート(マルチコート)がほどこされています。現在はどのレンズにも標準で装備されています。オプションで、さらにキズが付きづらいコートと、反射防止コートの反射色を工夫したものがありあます。反射色とは蛍光灯などのレンズへの映り込みの色で、一般的には緑系ですが、これを白くしたものなどがあります。
紫外線カットも現在はほぼすべてのレンズに標準装備されています。オプションとして、可視光線の特定の領域をカットしたレンズがあり、一番知られているのがブルーライトカットレンズです。ブルーライトとは可視光線380nm~7800nmのうち、380nm~500nmの範囲を言い、他の波長より光が散乱しやすく、また紫外線についでエネルギーが強いので、ここを適度にカットすることで、まぶしさやちらつきを抑え、眼疾患の予防になると言われています。特に太陽光や液晶画面で強く発せられる450nm付近を中心にカットしているのがブルーライトカットレンズです。
ブルーライトカットレンズに次いで、紫外線~420nm付近までをカットしているコートがでています。紫外線と青色光から目を守るとしており、通常のブルーライトカットが反射でカットするのに対し、こちらはレンズに吸収してカットするので、ギラつかないという特徴がありますが、450nm付近はあまりカットされていません。
オプションで、レンズのカラーリングがあります。濃くカラーを入れたのがサングラス、目元のオシャレや、ちらつきをおさえるなどで、薄くカラーリングする場合もあります。
可視光線の中で、エネルギーが強く空気中で散乱しやすい380nm~500nm 、特に480nm付近、および人間の目が最も明るさを感じる550nm付近が最もまぶしさを感じる波長だと言われています。そのあたりの波長を、他の波長より多めにカットした、特殊カラーレンズがあります。薄いカラーでまぶしさを抑える効果があるので、日常使いのメガネにもでき、また白内障や加齢によるまぶしさの対策、夜間の対向車のライトのまぶしさ対策、コントラストを高めてくっきり見えるなどの効果があります。セイコーで、ファンクションカラーやフロンティアパレット、 HOYAで、レイガード435などで、複数の色が選べます。
特殊なコートとして、調光と偏光があります。
調光レンズは、室内で透明、屋外でサングラスの1本で2役のレンズです。
偏光は、サングラスに、水平方向の光のみを通過させるフィルターが施されたレンズで、視界が格段にくっきりします。また、表面の乱反射を防ぐので、釣りやゴルフなどのアウトドアスポーツ、ドライブなどで効果を発揮します。
偏光レンズは基本サングラスなのですが、薄い色づきで夜間も使用できるような、日常使いの偏光レンズが発売されています。光のノイズを抑えてコントラストを高め、目の疲れやストレスを和らげるとされています。
偏光ではないのですが、ネッツペッグレンズという、透明フィルターで光を和らげるレンズもあり、目が楽だという評価も聞きます。
松本市 メガネのフォーサイト
キングオブサングラス
紫外線を100%カットし、眩しさの原因である乱反射をカットする偏光サングラスはキングオブサングラスとも言えます。偏光レンズは一般のサングラスとは異なり、偏光フィルターをレンズに挟み込んでいます。一般のサングラスは、紫外線や光の量はカットできても、眩しさの原因である、光が反射したギラツキはカットできません。この反射光により、通常私たちはいろいろな方向からの光に包まれていますが、偏光サングラスは偏光フィルターにより一定の方向の光だけを取り入れる事ができます。光のノイズとも言える反射光をカットすることで、水面や路面の反射などのギラツキが消え、ハッキリした視界が得られ、目への負担(疲れ)も軽減させます。