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メガネのずれ落ちについて
メガネ店では、メガネの調整に来られるお客様への対応も重要です。中でもメガネのずれ落ちをなおして欲しい、という件が多くあります。そこで、メガネがずれ落ちる原因について説明したいと思います。
原因としては、鼻パッドの間隔が開いてしまった、メガネが広がってしまった、先セル(耳にかかる部分)のカーブや位置が合っていない、両テンプル(ツルの部分)の幅が逆に狭すぎる、というのがあります。幅が狭く両テンプルの押し付けが強いと、メガネが前に押し出されることがあります。
鼻パッドの間隔が開くのは、メガネをぶつけた、という場合が多いと思いますが、ぶつけるほどの力でなくても、長く使っているうちに、何回か押し付ける力が加わり、徐々に広がることもあります。鼻パッドの当たり方を再調整すれば、すぐに解決します。両テンプルの幅が広がるのは、片手でメガネの掛け外しを何回も行っているうちに開くことがあります。実際、左のテンプルが開いていることがよくあります。右手で掛け外しした結果です。またメガネの素材やレンズの厚みによっては、使っているうちに開く場合もあります。テンプル幅の調整は、鼻パッドの調整より少し時間がかかりますが調整できます。
先セルの問題と、両テンプルの間隔が狭いのは、最初のフィッティングが甘かった可能性がありますが、これも正確にフィッティングしなおせば解決します。あと余談ですが、テンプルの可動部分の丁番ネジがゆるんで、テンプルの開閉がパタパタになって、これがメガネがずれ落ちる原因だと思っている方もいらっしゃいますが、ネジを締める必要はありますが、ネジのゆるみは、ずれ落ちとは直接関係はありません。
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鼻パッドの当たり方が左右で違う
鼻パッドの当たり方が左右で違うので直してほしいといことでご来店。
鼻パッドは固定ではなく、可動するようになっているので、かなり左右でずれていない限り当たりの違和感はわからない場合が多い。
鼻パッドの当たりの左右差の大部分は、テンプルの開きに左右差がある場合で、開きを正常に調整すれば解決する場合が多い。
この方の場合も、左テンプルが右テンプルより開いていたので調整するとともに、鼻パッドも若干ずれていたので直した結果、ぴったりの掛け心地ということで満足頂いた。
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シニアの快適視生活講座
◇◇ 遠近用メガネフレームの選び方 ◇◇
遠近メガネ専用、というメガネフレームのジャンルはないので、ご自身に合ったフレームを選べばいいのですが、日ごろ遠近メガネを製作していて、フレームを選ぶ際、ここは注意した方がいいという点を説明したいと思います。
経験上、一番のポイントはメガネが接する鼻梁(鼻の根元)との相性だと思います。フレームが鼻に当たる部分は、大きく分けて二つの形状になります。一つは金属フレームに多い、クリングスという針金状の先に、樹脂製の鼻パッドが付いているタイプ、もう一つは樹脂製フレームに多い、鼻盛りタイプです。このうち、鼻盛りタイプは固定されているので、鼻パッドタイプのように調整ができず、掛けてみてメガネがちょうどいい位置にくるか確認が必要です。鼻梁の細い人や低い人は、メガネが下がって掛かる場合があります。逆に、鼻梁の太い人や高い人は、上がって掛かったり、目とだいぶ離れて掛かったりする場合があります。前に、メガネを製作する上でポイントとなるEP=アイポイント(瞳の中心の位置)の話をしましたが、一般的に、メガネのタテ半分より少し上あたりにEPをとると、バランスのいいメガネになります。これがだいぶ下がって掛かったり、上がって掛かったり、目からメガネが離れていると、使い勝手のいい遠近メガネができません。その点、鼻パットタイプは幅を広げたり狭めたり、目との距離を変えたり、工具で調整できますが、それでも調整しきれない場合もあります。遠近メガネのフレームは、このあたりのチェックが重要です。
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◇◇ メガネの鼻パッドについて ◇◇
メガネを掛けていて、特に女性で、鼻のところに「あと」がつくのが気になるという人もいると思います。対策として、以下の内容があります。
まず、鼻パッドには大きく分けて、固いアクリルタイプと、柔らかいシリコンタイプがあります。耐久性があるのはアクリルタイプですが、肌当たりがよく、あとがつきづらいのはシリコンタイプです。一般的にメガネにはアクリルタイプが付いていますが、それをシリコンタイプに替えることができます。
次に、メガネ店できちんとフィッティングをすることで、だいぶ解消されます。メガネは鼻パットと先セル(耳の後ろに触れる部分)で顔にかかっています。この顔に触れる部分のどこかに過度に負荷がかからないよう、バランスよく均等に負荷がかかるようにフィッティングし、また、鼻パッドの角度を調整し面全体で当たるようにします。
さらに、メガネ自体の重量を軽くすることでも効果があります。軽い素材のフレームにする、高屈折のレンズでレンズを薄く軽くする、丸メガネやボストンタイプなど小ぶりのメガネにする、などです。
このような対策を全部実施することにより、鼻元にあとがつきづらくなるとともに、快適にメガネがかけられます。