2021年7月 のアーカイブ
目のためになる話
目の基本的なことを知っておくといろいろ役に立ちます。「近視」「遠視」「正視」それに「調節力」です。目がリラックスした状態で近くにピントが合うのが近視、遠くに合うのが正視、どこにも合わないのが遠視、リラックスした状態から緊張させて(目の水晶体を膨らませて)近くにピントを合わせるのが調節力です。
調節力を使うと目は疲れます。それで30分に一回は遠くを見ましょう、とか言うのは緊張状態をほぐしましょうということです。
このことを応用して日々少しでも目を楽にする方法もあります。
例えばデスクワークや勉強、読書、ゲームのように近いところを長時間見るときの方法です。目から画面や本までの距離を仮に40cmとしてみましょう。40cmというのは調節力でいうと2.50です。
まず近視の人、弱めの近視の人はメガネをかけない状態が一番楽です。強めの近視の人は今かけているメガネから度を2.50弱くしたメガネ(例えば-4.00のメガネの人は-1.50のメガネ)をかけると楽です。
正視の人は2.50のメガネをかけると楽です。
遠視の人はご本人の遠視の度合い+2.50のメガネ(例え+1.00の遠視の人は+3.50のメガネ)をかけると楽です。(遠視の度合いはご自身ではわからないのでメガネ店や眼科で確認する必要があります)
このようにすれば長時間の仕事や勉強やゲームなどで、理論上は今までよりずっと疲れが軽減されはかどるはずです。
強めの近視の方のメガネ
40代男性の方で普段はコンタクトレンズが主
今後メガネも併用していきたいが前にメガネを作った時に見栄えが悪くかける気になれなかった
今回はいいメガネを作りかけられるようにしたい
度が強い方にいいメガネを作るときのポイント!
ポイント1
高屈折レンズにする(いわゆる超薄型とか極薄型とか)
ポイント2
両面非球面レンズにする 効果は「より薄くなる」「側方のゆがみが改善される」「人から見られた時のフェイスラインの崩れ等が改善される」
ポイント3
お顔に合う範囲でできるだけ小さめのフレームを選ぶ 具体的なフレームの写真
ポイント4
フィッティングでメガネが目に近い位置でかかるようにすることにより、目が小さく見えるのを改善する
これらを考慮して作ったメガネ