2013年7月 のアーカイブ

遠近両用メガネ新製品情報 【SEIKO ヴィジオDS】

お1人お1人の「目の状態」「メガネの使用環境」「お選びのフレーム」等に合わせてカスタムメイドで作る『内面累進』遠近両用レンズの新製品【SEIKOヴィジオDS】

遠近両用の遠用部(遠くを見るエリア)、中間(遠くから近くを見るエリア)、近用部(近くを見るエリア)それぞれの視野が広がり、快適な視界が確保できる内面累進設計レンズの普及版として、お手頃な価格設定となっています。

是非、内面累進レンズの快適な視生活を体験してみてください。

【内面累進とは】

境目のない遠近両用メガネは、40年以上前に日本にも紹介され、手元が見づらくなる40代後半以降の人の視生活が大幅に改善されてきました。境目のない遠近両用メガネは遠用部と近用部の間に、連続的に度が変わっていく「累進面」を設定し、遠くから近くまで全てに焦点が合うようにすると共に、見た目も普通のメガネと同じでスマートなメガネとなっています。しかし、遠近両用メガネは側方部に収差が発生します。(横目で見ると見づらいエリアがある) この収差をゼロにすることはできませんが、前述の「累進面」をレンズの裏面(内面)に設定すれば大幅に改善されるということが早くから理論的に証明されていました。しかし、生産技術的に内面累進レンズを作ることは困難なため、遠近両用メガネの累進面はおもて面に設定されてきました。1997年SEIKOから内面累進レンズが発売されました。SEIKOレンズの生産を担うセイコーエプソンにて精密加工技術を駆使して、ようやく量産が可能になりました。以来、内面累進レンズはハイエンド商品として比較的高価格で販売されてきましたが、今回のヴィジオDSはこの内面累進の普及版としてよりお求めやすい価格となっています。