2022年2月 のアーカイブ
目が疲れる
60代男性。
近くを見る時にメガネを使うが、生活全般で目が疲れる。
具体的事例の1つとして、手元用メガネをかけて新聞等を見た後に、メガネを外して別のことをしばらく行い、またメガネをかけて新聞等見るとピントが合わなかったりする。
検眼やメガネを確認したが、メガネの度は全く問題なかった。
眼科検診も受けているとのことで、何か眼疾患が原因でもない。
考えられる要因として、この方は弱めの*遠視の目であり、元々遠くはメガネを必要としてこなかったが、遠視の目は遠くを見るときも緊張して(調節力を使って)ピントを合わせている目であるため、疲れやすい目である。
遠視の人がメガネをかけていない状況は、近視の人が過矯正のメガネ(度が過ぎるメガネ)を掛けているのと同じで、よく見えるが目が疲れる。
そこで、遠くもメガネをかけてみることを提案し、適正な度数のメガネをお作りした。
効果は後日確認予定。
70代 目が弱ってきた
70代男性で、健康に気を使われていて、サプリ等詳しい。
目も前より見づらかったり疲れたりする、また、眩しさも感じ、眼科受診では軽い白内障と言われているとのこと。
今後のことも考え、とにかく目にいいメガネを、ということで、今回遠近両用レンズに以下のような付加価値を講じた。
1.NPコート
2.ハイコントラストコート
3.機能カラー
NPコートは、透明の六角形の網目コーティングが施されたレンズで、透明ながら光をやわらげ目を守る
ハイコントラストコートは、薄いブルーで、特に*白内障気味の目が感じる眩しい光の領域を軽減する
*白内障気味とは、目の水晶体は加齢とともに若干なりとも濁ってきて、光が乱反射して以前より眩しさを感じることがある
機能カラーは薄いカラー(ブラウン、グレー等)で、特にエネルギーの強い短波長の領域の光を軽減する
これらにより、目の疲れの軽減、目の保護、眩しさの低減、コントラストの向上による見え方の向上が図られる
このメガネをご購入された方からは後日、大変よいとのご報告をいただいている