‘お悩み解決事例~日頃のメガネ作りから’ カテゴリーのアーカイブ
レンズを別のフレームに入れ替える
事例として、フレームは修理不能の破損だが、レンズは引き続き使用可能な状態にあり、お客さまの希望としてレンズを別のフレームに入れることができないかという内容。
この場合、同じ型のフレームが入手できれば、レンズを外して付け替えるだけでオーケーだが、今回は他店で購入のフレームで、当店では取り扱いがないフレーム。そこで、レンズを活かすためには、似た形のフレームで枠の大きさが一回り小さいものがあれば、レンズを削って入れることができる。その際、目とレンズの位置がずれないことが重要で、特に遠近両用メガネの場合は、ただ削って入れればいいということではなく、レンズの隠しマーク*1を頼りに正確に位置を再現する必要がある。今回、形が同じようなフレームがあったため、正確に位置出しをしたうえでレンズを削り、見え方に支障なく仕上げることができた。
*1 メガネレンズの隠しマークとは、遠近両用レンズの場合、目の中心にレンズのフィッティングポイントを合わせてフレームにセットするが、そのフィッティングポイントがわかるよう、レンズの側方部に2点マークが付いている。このマークはレーザー等で刻印されており、通常はほぼ見えないが、光を透過させながら拡大鏡等で探すと見つけられる。
鼻パッドの当たり方が左右で違う
鼻パッドの当たり方が左右で違うので直してほしいといことでご来店。
鼻パッドは固定ではなく、可動するようになっているので、かなり左右でずれていない限り当たりの違和感はわからない場合が多い。
鼻パッドの当たりの左右差の大部分は、テンプルの開きに左右差がある場合で、開きを正常に調整すれば解決する場合が多い。
この方の場合も、左テンプルが右テンプルより開いていたので調整するとともに、鼻パッドも若干ずれていたので直した結果、ぴったりの掛け心地ということで満足頂いた。
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大型モニターを楽に見たい
【70代男性】
【主訴】50cm~60cmくらい先に大型モニターを2台使っているが、今の中近メガネで見づらい。
【原因】中近メガネには、手元寄りの中近と、遠く寄りの中近があり、お使いの中近は遠く寄りのため、比較的近い位置にある大型モニターが見づらいと思われれる。
【解決方法】この場合、解決方法が3つ考えられる。
①近々メガネにする ②手元寄りの中近にする ③モニター作業に特化した遠近メガネにする
それぞれのテストメガネを試していただき、モニター用遠近メガネを作ることにした。
【解説】今回は大型のモニター2台というところがポイントとなる。
一般的なデスクトップPCのモニターなら、近々や、近く寄りの中近でOKだが、モニターが大型で複数台の場合は、近々では見える範囲が狭く、累進帯で見る中近も視野的に足りない。
そこで、本来遠近の遠用部は遠くが見えるように度を合わせるところ、モニターの距離に度を合わせた遠近メガネにして、モニターの画面を広い視野で見ることができるようにし、手元も良好に見えるようにした。 デメリットとして遠くがはっきり見えないこと。
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運転免許更新のための視力調整
【80代男性】
【主訴】運転免許更新に必要な視力が出るか、今のメガネでは不安
【原因】加齢によると思われる視力低下と、現在の目の状況に対しメガネの度(近視補正)が若干足りなく、視力0.5で免許更新は難しい
【解決方法】完全矯正値にてメガネを作る(左の度を2段階上げる) さらに、コントラスト向上のためのコートを付加する
結果、視力は0.7でぎりぎり免許更新OKと思われる
【補足説明】コントラスト向上のためのコートとは、レンズメーカーで推奨しているコートで、薄いカラーながら、機能的には、①ブルーライトカットによる目の疲れ軽減、将来の眼病予防 ②まぶしさ軽減 ③コントラスト向上により、ものがはっきり見える 等
今回このうち主に③の効果で、コートを付けた方が同じ度でも若干の視力向上が確認できた
メカニズムとしては、ものを見る時、目の網膜で光を結像させるが、その結像距離は光の波長により異なる(色収差) 青色光を和らげることで、色収差を軽減し、コントラストを高め、鮮明な視界にする
遠近メガネのクラクラ感を改善
【50代女性】
【主訴】遠近メガネは何本か試したがいつもクラクラして掛けていられない
【原因】この方は鼻梁が高く普通に掛けるとどんなメガネも目から離れて掛かる 目とレンズが離れているとレンズの両端にある収差エリア(ゆがんだり、ぼやけたりする部分で通常は目線があまりここに入らないように作る)に目線が入り視野の狭さや像のユレを感じる
【解決方法】
鼻パットの位置を調整し、できるだけ目とレンズの距離が縮まるようフィッテイングをしたところ、遠近メガネをかけられるようになった
メガネを変えたら以前より目が疲れる
【40代男性】
【主訴】(他店で)メガネを変えたところ以前より目が疲れる
【原因】(左右で度が違う)不同視の方で、左右の度の差が比較的大きいが検眼で確認された左右それぞれの度でメガネが作られていると思われる
【解決方法】不同視で左右差が大きい場合は、度の強い方の目の度を少し下げて両眼視しやすいように作るとかけやすいメガネになる場合があるので、そのようにメガネを作り直したところ、別件で一週間後に来店された際、以前より疲れないことが確認できた
遠近メガネで首を少し横に曲げた方が手元見やすい
【50代男性】
【主訴】遠近メガネで首を少し横に曲げた方が手元見やすい
【原因】目とレンズの位置関係がずれている
【解決方法】①PDを左右で正確に測定すると右33mm左34.5mmと左右差あり ②目とレンズの距離が左が近く右が遠かった
【解説】遠近メガネは遠用部は比較的広いが、中間部や近用部はそれほど広くないので、目とレンズの位置関係がずれていると、度が合っていても近くが見づらく感じる場合がある
過矯正のため目が疲れる
【60代女性】
【主訴】メガネを掛けていると目が疲れる
【原因】メガネの度数確認と検眼の結果、過矯正状態
【解説】過矯正とは適正なメガネレンズの度より強い度のメガネを掛けている状態のことで、無意識にですがご自身の目の中で調節力という機能を使って自力で常にピントを合わせているため目が疲れます。特に運転等しっかり物を見なくてはいけない状況で余計目の疲れを感じます。
メガネ購入時に過矯正となっていることはめったにありませんが、何年か経つと目の状態が変化してきてメガネが合わなくなっていることがあります。特に老眼の進行と共に目の近視の度合いが緩まり、結果として前から使っているメガネの度が強すぎる状態になっていることがあります。
今回のお客様も使っているメガネは何年か前にお作りになったもので結果的に過矯正状態になっていました。
既成老眼鏡で疲れる
【50代女性】
【主訴】既成老眼鏡をデスクワークに使っているが目が疲れる。
【原因】・既成老眼鏡は、メガネの基本の「レンズの焦点と目の中心を合わせる」ことができずズレていて、常にプリズムが発生している状態になり目が疲れる
・既成老眼鏡は乱視補正がないが、この方は乱視補正が必要で、ないと疲れる。
・既成老眼鏡は左右同度数で、この方は左右差がある。
【対策】目に合ったお手元用メガネを作った。使用条件を確認したうえでピントが合う範囲を設定したので、目の疲れはだいぶ軽減されると思われる。さらにブルーライトカット機能を付加した。ちなみに格安コナーからお選びいただいたので、価格も抑えることができている。
読書で行を間違える
【80代女性】
【主訴】読書が趣味だが、文字が二重に見えたり、次の行がわかりづらい。
【原因】外斜位の可能性があるため、眼科での検査をおススメした。
【対策】眼科処方箋によると外斜位であり、プリズムメガネを作製し、快適に読書ができるようになった。
【補足】斜位とは安静時に左右のの眼位がわずかにズレることでその結果目が疲れたり、目が疲れているときに物が二重に見えるときがある。この場合左右の眼位のズレをプリズムを入れたレンズで補正することができる。斜位の人は少なくないが、皆がプリズムメガネで補正するわけではなく、上記のような症状で困る場合に対応する。当店では斜位の検出やプリズム処方の必要性を総合的に判断してもらうため眼科受診を勧めている。