‘老眼/遠近/中近について’ カテゴリーのアーカイブ
遠近両用メガネの価格の差、性能の差
遠近両用メガネの性能の差と、それに伴う価格の差について説明したいと思います。
フレームの価格差も大きいのですが、ここではレンズについて説明します。大きくは、素材やコーティングの差と、設計の差があります。このうち、素材やコーティングの差は比較的わかり易いと思います。薄型、超薄型のように、度の強いレンズを少しでも薄く、軽くすること、また、よりキズが付きづらいコート、青色光カットのコート等
で、これによって一般的には値段も違ってきます。一方、設計の差についてはわかりづらいのではないかと思いますので、今回はこの設計の差を説明したいと思います。一言で言うと、遠近特有の周辺部の歪み(右図の両サイドの点線の外側の部分、なお、実際のメガネはこのような線はありません)や目線を横に移動させた時の像のユレをいかに少なくするかということになります。
価格の差に関係してくる設計の違いは大きく3つのグループに分かれます。
1.外面累進タイプ(スタンダードタイプ)
累進(面)とは右図の中間の部分です。遠方部と近方部をつなぐところで連続的に徐々に度数が変化しています。この累進面により、以前のような境目がなくなり、また、遠くから近くへ自然に焦点が合うようになりました。メーカーは、多くの人に合うような累進設計を予めレンズの外面(表面)に施しておき、注文が入ると、裏面でそれぞれの人に合った、近視や遠視や乱視の度数を研磨して作り上げます。洋服で言えば、セミオーダーメイドです。
2.内面累進タイプ(カスタムタイプ)
累進面をレンズの裏面(内面)に施すと、歪みやユレが軽減されることは、光学理論上は早くからわかっていましたが、累進面と近視や遠視や乱視の設計を全て裏面に持って来ることは、設計上も生産技術上も困難でした。このことが、1990年代の中ごろからできるようになりました。当初はかなり高額なレンズでしたが、段々コストもこなれてきて、最近は内面累進タイプの遠近が増えてきました。洋服で言えばオーダーメイドで、注文後にそれぞれの人に合った設計でレンズを研磨します。
3.両面制御タイプ(カスタムタイプ)
最近新たに開発された設計で、基本は上記の内面累進タイプですが、外面にさらに内面と連動した設計を施しています。具体的には、レンズを通して物を見ると、倍率と形が微妙に変化します。この変化をできるだけ、元の大きさや形に近づけるような工夫が外面に設計されています。
上記の1→2→3の順により快適な視界が実現されます。特に、老眼が進んできて、遠近の度数の差が大きくなってくると、性能の差が明確になります。新しい設計や生産技術は、開発費や生産設備の新規投資等のコストが上乗せされるため、価格面でも差があります。
中近メガネ最新情報
最近、レンズメーカー各社から、新しい中近レンズが発売されています。ここでは、中近メガネとはどういうものか、再度簡単に説明すると共に、新しい中近メガネは、今までと何が違うかについて説明したいと思います。
中近メガネは一言でいうと、室内用メガネということになります。遠近両用メガネは遠くから近くまで全てに焦点が合いますが、中近メガネは遠いところが少しボヤけます。しかし、手元から数メートル先までは、遠近両用メガネより広い視野が確保されています。長時間デスクワーク等をされる方、老眼がだいぶ進んだ方、向けのメガネとなっています。(遠近両用メガネは、老眼が進むと遠くを見るエリアの度数と、近くを見るエリアの度数の差を大きくしていく必要があります。この度数差が大きくなると、手元とその少し先の視野が少し狭くなります。)
では、最近の中近メガネは従来と何が違うかというと、一番のポイントは、手元からどれくらい先までクリアに見えるか、使う方の生活環境に対応して選べるということです。最も近くて80cm、最も遠くて4mとなっていて、80cmはいわゆる近々メガネ、すなわち、手元からパソコンの画面くらいまでがよく見えるメガネで、4mは手元からホワイトボードや、離れたところにあるテレビ等、室内全体がだいたい良く見えます。当然、80cmの方が手元やパソコンの画面が4mのものより、広い視野となります。ちなみに4mのものは、遠近よりは手元から4mまでは広い視野となります。4m、2m、80cmと3段階くらいから選べるタイプが主流ですが、80cm~4mの中で自由に選べるものも出てきました。いろいろ選べますが、ポイントはどういう場面で使うかをメガネ店でしっかり相談した上で、最適のメガネを作る、ということになります。
遠近両用メガネ セミナー内容公開
10月のまちゼミのセミナー内容を公開します。遠近両用メガネについて詳しく知りたい方は参考にしてください。
遠近両用メガネのしくみと快適な使い方
□老眼とメガネ
老眼とは目の調節力の衰えで、普段メガネをかけていない人はその状態で、普段メガネを掛けている人はメガネを掛けた状態で近くが見づらくなります。目自体も水晶体等から構成されているレンズですが、近くを見る時に無意識に水晶体に力を加えてレンズの度数を強くしてピントを合わせています。加齢とともに水晶体の硬化等で調節力が衰えて近くにピントが合わせられなくなります。遠くを見ている時は調節力を使わないので目はリラックスした状態です。パソコンや読書等で目に疲れを感じるのは調節力により目を緊張させていることも一因です。調節力は10代がピークで20代以降段々衰え、40代中ごろから日常生活に支障をきたし始め60代後半くらいまで進行します。
対策としてメガネが使用されます。正視の人は近くを見る時にメガネを掛け、近視の人は近くを見る時にメガネを外して見るか近く用のメガネに掛け替えます。掛けたり外したりの不便さを解消するのが遠近両用メガネです。
□遠近両用メガネのしくみ
遠近両用メガネは、遠くを見るエリア、近くを見るエリア、それを結ぶエリア、があります。
それぞれ、遠用部、近用部、中間部と言います。中間部は連続的に段々度数が変化しているエリアで累進帯とも言います。そして、1枚のレンズの中でこのように度数を変えると必ず「ひずみ=ぼやけたり、ゆがんで見えたりするエリア」が発生します。このひずみをどう抑えてクリアなエリアを確保するかが、各レンズメーカーがレンズの設計上で競っている内容です。
具体的には、視線の通るエリア(縦のエリア)はできるだけクリアな視界にして、あまり視線が行かない横の方のエリアにひずみを持っていきます。
遠近両用レンズには大きく分けると2種類の設計があります。
名称としてハード設計とソフト設計という言い方をします。ハード設計は遠用部と近用部のクリアなエリアをできるだけ広くとった設計で、その反作用として横のひずみが強くなります。ソフト設計はハード設計に比べクリアなエリアが狭いのですが、横のひずみが弱く全体としてマイルドな見え方となります。
クリアなエリアとひずみは、さらに2つのことに影響を受けます。
1つは、中間部の累進帯の長さです。累進帯が長いほどクリアなエリアが広くなります。しかし中間部があまり長いと、手元を見る時視線をだいぶ下の方まで持っていくため大変です。
ちなみに累進帯長は、大体10mm、12mm、14mmくらいに分かれます。
もう1つは、遠用部と近用部の度数の差の大きさで、この度数差のことを加入度といいますが、加入度が大きくなるとクリアなエリアが狭くなります。加入度は40代では小さくて大丈夫ですが、50代、60代と年齢が上がるにつれて大きくなります。つまり、老眼の進行度合いに合わせる必要があります。単位は0.25Dで、だいたい0.75~3.00Dくらいまであります。
□快適な遠近両用メガネの作り方(眼鏡店)
使いやすい遠近両用メガネにするためには、メーカーによるレンズ自体の性能アップが基本となりますが、メガネ店で多種多様な遠近両用レンズの中からひとりひとりのお客様=使用者に最適のレンズを選べるかどうかも大きなポイントとなります。
また、使用者の目の状況、弱い近視か強い近視か、遠視系か、乱視はどうか、および、今までの目の置かれてきた状況、メガネやコンタクトレンズを使ってきたか、その度数はどうか、また、デスクワークが多いか、車の運転が多いか等の目をとりまく生活環境、さらに、フレームの形状、などにより最適なレンズの度数やレンズ設計を決めていきます。
たとえば、普段メガネを掛けないで過ごしてきた正視の人や遠視系の人に遠近両用メガネを作る場合、凸レンズになります。(ちなみに近視の方のメガネは凹レンズです。)この凸レンズは物の見え方で拡大効果があります。そのため前述のハード設計にした場合、ひずみも拡大され最初の違和感が大きいがために遠近両用レンズに慣れづらいということもあります。特にその方にとって最初の遠近両用メガネは、まず慣れて掛けられるということがとても重要なポイントとなるので、ソフト設計のレンズを選んだ方がいい場合もあります。中程度以上の近視の方は元々メガネを掛けているのでメガネ(レンズ)を通した物の見え方に慣れています。この場合には最初からハード設計のレンズでも慣れられる場合が多いです。
その人の目が今まで置かれてきた状況を考慮して掛けやすいメガネを作るという点では、例えば検眼の結果、今まで掛けてきたメガネの度数とかなり差がある度数が検出された場合、一気にその度数にもっていくのではなく、今までの度数から掛け替えられる範囲の度数として、まず掛けられるようにし、少し長期計画になりますが、2ステップで、次にメガネを変える機会で度数を調整していくということもあります。
使用環境に合ったメガネにするということも大変重要で、パソコンを使う時間の長い人には中間部が使い易い設計にしたり、遠くを見る機会が多い人には遠用部の広い設計にしたりします。
□遠近両用メガネの使い方と慣れ方
遠近両用レンズの使い方ですが、結論から言うと上述のような配慮の元に作られた遠近両用メガネでしたら、最初に違和感を感じたとしても、1週間~2週間で必ず慣れます。
使い方の基本としては、遠く、少し遠く、近くを見る縦の視線は頭を上下にあまり動かさずに視線の上下運動で見ます。また、横の方を見る場合は目線だけでなく頭も見る方向に少し動かしてあまりレンズの端の方で見ないようにします。
他に足元に違和感を感じる場合がありますが、この時は少しあごを引いてみるようにすると解消されます。
上手な慣れ方としては、まず、人が物を見るということは、目という器官を使って見た画像情報を脳で解釈しているということを理解しておきます。例えば、目の病気から段々視野欠損(視野の中で見えない部分)が進行するということがありますが、かなり広範囲の視野欠損になるまで気が付かない場合があります。これは、実際は視野が欠損しても脳が画像処理する際に欠損部分を補ってしまうからだと言われています。遠近両用メガネもレンズのひずみがあっても脳がそのレンズを通して見た物の画像処理に慣れるとあまり気にならずに普通に見えてきます。視線の使い方の慣れと同時に、遠近両用レンズに慣れる(違和感が解消する)というのは、段々慣れるというよりもある時気が付いたら慣れていたということが多いのは、このように脳での解釈によるものと考えられます。自転車に乗れるようになると、練習時に意識的に行っていたことが体で覚えて無意識に行えるように、遠近両用メガネに慣れた段階では視線の使い方も無意識にできるようになります。あとコツということでは、人(脳)はいやだと思うことより「これはいい!」ということの方を受け入れるので、遠近両用メガネも、違和感を感じながら練習として一生懸命掛け続けるよりも、最初は必要な場面、例えば新聞とテレビを見る、会議で資料とホワイトボードを見る、買い物で値札や説明書を見る、といった便利さが実感できるときに使うようにした方が慣れやすいようです。これは、慣れるまでの期間のコツで一度慣れてしまえば、掛けっ放しで大丈夫です。
それでも慣れられない、今使っている遠近両用メガネが見づらいと言う場合には、目の位置がきちんと調整されているか、メガネの角度や目との距離に問題がないかというメガネ店側の内容が原因の場合が考えられます。また、何年か経つと老眼が進んで度が合わなくなっていると言う場合もあります。
□中近メガネ
最後に、パソコンやデスクワーク等比較的近方を見る時間が長い人や、加入度が進んだ場合(老眼が進んだ場合)に中近メガネが重宝する場合があります。中近というのはその名の通り、遠いところと近いところの中間(少し遠いところ)~近いところまでを見るためのエリアを広くとった設計のレンズで、その分遠くの方は少しぼやけます。
加入度が2.25以上(50代後半以上)になると、レンズ設計上、中間部と近用部のエリアがだいぶ狭くならざるを得ません。そのため、遠近両用メガネの他に中近メガネも活用して使い分けるとより快適な視生活が送れます。
遠近両用メガネ新製品情報 【SEIKO ヴィジオDS】
お1人お1人の「目の状態」「メガネの使用環境」「お選びのフレーム」等に合わせてカスタムメイドで作る『内面累進』遠近両用レンズの新製品【SEIKOヴィジオDS】
遠近両用の遠用部(遠くを見るエリア)、中間(遠くから近くを見るエリア)、近用部(近くを見るエリア)それぞれの視野が広がり、快適な視界が確保できる内面累進設計レンズの普及版として、お手頃な価格設定となっています。
是非、内面累進レンズの快適な視生活を体験してみてください。
【内面累進とは】
境目のない遠近両用メガネは、40年以上前に日本にも紹介され、手元が見づらくなる40代後半以降の人の視生活が大幅に改善されてきました。境目のない遠近両用メガネは遠用部と近用部の間に、連続的に度が変わっていく「累進面」を設定し、遠くから近くまで全てに焦点が合うようにすると共に、見た目も普通のメガネと同じでスマートなメガネとなっています。しかし、遠近両用メガネは側方部に収差が発生します。(横目で見ると見づらいエリアがある) この収差をゼロにすることはできませんが、前述の「累進面」をレンズの裏面(内面)に設定すれば大幅に改善されるということが早くから理論的に証明されていました。しかし、生産技術的に内面累進レンズを作ることは困難なため、遠近両用メガネの累進面はおもて面に設定されてきました。1997年SEIKOから内面累進レンズが発売されました。SEIKOレンズの生産を担うセイコーエプソンにて精密加工技術を駆使して、ようやく量産が可能になりました。以来、内面累進レンズはハイエンド商品として比較的高価格で販売されてきましたが、今回のヴィジオDSはこの内面累進の普及版としてよりお求めやすい価格となっています。
遠近両用メガネ
◆近くが見づらくなる老眼とは?
40代後半から皆さん老眼になります。専門的に言うと、目の調節力の衰えです。調節力とは水晶体を膨らませて度数を強くして近くのものに焦点を合わせる力で、無意識に瞬時に行われています。
【余談】元の目が近視の人は、老眼になっても裸眼で遠くがボヤける分、近くは焦点が合います。しかしメガネを掛けて遠くを見えるようにすると近くが見づらくなります。元の目が遠視の人(ご本人は正視だと思っている場合が多い)は遠くを見る時も調節力を使っています。それで近くは人よりさらに強く調節力を使うため、人より早く(例えば40歳くらいで)お手元が見づらくなります。(ちなみに老眼は年齢に比例してだれでもなり、くい止めることはできません。)
◆対策は遠近両用メガネ
見えづらいのを我慢していると、疲れや肩こりの原因になることもあります。
そこで、対策ですが、お手元専用のメガネを持つという方法があります。比較的安価ですが、しょっちゅう掛けたり外したり、鼻メガネにしたりで大変です。オススメは遠近両用メガネです。レンズの中に「遠く」「中間」「近く」を見る各エリアがあり、目線で使い分けます。人から見られたときは普通のメガネとまったく見分けがつきませんからスマートです。
◆快適な遠近両用メガネのために
遠近両用メガネは、作る側(メガネ店)の技量によりかなり快適度に差がでます。『お1人お1人の目の状態や使用環境、フレームの形状により最適な度数をみちびきだせるか』『多数のメーカーの多種多様な遠近両用レンズの中からその人に最適なものを選び出せるか』『目の位置やレンズの位置を正確に調整できるか』『慣れていただくための適切な説明がされるか』などがポイントになります。もし、遠近は使えない、見づらい、という経験をされている場合、上述のうち何かが不適だった可能性があります。
◆中近、近々について
老眼対策として、遠近両用レンズの他に中近メガネがあります。これは室内専用メガネで、遠いところは少しボヤケます。では何故あるのかというと、手元と少し遠いところまでは遠近より視野が広いからです。遠近両用の遠いところを見るエリア(遠用部)と近いところを見るエリア(近用部)の度数差を加入度といいますが、年齢が50代後半、60代と上がっていくと、この加入度を強く(遠用部と近用部の度数差を大きく)していかなくては近くが見づらくなります。しかしその結果より視野が狭くなります。その時、お仕事や生活環境によっては中近や近々(中近よりさらにお手元重視、デスクワーク等で使う)が必要になる場合があります。
老眼Q&A
老眼についてよく耳にする疑問点をQ&A形式でまとめてみました。
Q:老眼はいつごろから始まりますか?
A:45才くらいから近くが見づらくなります。
Q:個人差がありますか?また予防方法はありますか?
A:予防方法はありません。老眼自体の個人差はあまりないのですが、元々近視か遠視か正視かで近くの見え方に差があります。特に遠視の方は元々近くが苦手な目なので同じ老眼の進み方でも近視の方より近くが見づらい傾向があります。
Q:なぜ老眼になるのですか?
A:目は遠くから近くまでピントが合うように無意識に調節力という力を使って、イメージ的には目(水晶体)を膨らませています。この調節力は近くの物を見る時に必要で、調節力の衰えが老眼です。
Q:近くが見づらい時はどうすればよいでしょうか?
A:メガネをかければ近くが見えます。メガネの種類としては、お手元専用か遠近両用になります。お手元専用は近くを見る時だけ使います。遠近両用は掛けっ放しで近くも遠くも見えます。
Q:老眼の進み具合でメガネも替える必要がありますか?
A:2~3年くらいで替えた方が見やすいです。だいたい40才代後半から60才代後半くらいまで近くの見づらさが進行します。
シニアの視生活向上を理念に!
人類の歴史は不便なことを改善し発展してきました。
40代後半になるとだれでも近くが見づらくなり不便を感じます。それで、メガネを掛けていない人は老眼鏡を試したり、メガネを掛けている人はメガネを外して顔を近づけて見たりします。その様は他の人から見ると、「彼(彼女)も年をとったなあ、」と感じさせます。本人は掛け外しのめんどうを感じたり、それでもよく見えないことにストレスを感じたりしながら、まあ仕方ないかと過ごしていることが多ようです。
私はレンズメーカーで長年メガネレンズの企画開発に携わってきました。特にシニア向けの遠近両用レンズです。これはなかなかの優れ物で、このメガネによって視生活のストレスを軽減したシニア層は多いのです。しかし、欧米先進国ではかなりの率で普及しているにもかかわらず、比較的メガネに縁の深い日本人の間ではまだまだ普及率が低い状況です。製品開発の立場から数々の製品を世に送り出してきましたが、メーカーにおいてはなかなかユーザー一人ひとりとの関わりは少ないものです。そこで、これからは直接ユーザーのお役に立ちたいと、心機一転、会社を早期退職して、2009年に地元の松本でメガネ店を開業しました。
遠近両用メガネは便利な道具ですが、通常のメガネと見え方や使い方が少し異なります。そのため、使う人の目の状態とライフスタイル(メガネを使う場面)の正確な把握、そして、多くの種類がある製品(遠近両用メガネレンズ)の特徴を熟知し、一人ひとりに最適のメガネを提供することと、その特徴や使い方のコツを伝授することが大変重要です。
メガネのフォーサイトは、地元の皆さんに、より快適な視生活を提供することをお店の理念とし、一人ひとりのお客様に対し妥協を許さず最善の取り組みをしています。そして、いいものを少しでも多くの方が入手できるよう徹底したコストダウン活動により、遠近両用メガネもお手頃価格としました。
50才前後のお客様からは、「こんなにお洒落で見やすい遠近両用メガネがあるなら、我慢せずもっと早く来ればよかった。」とか、遠近両用メガネを使っているがどうも見づらいというお客様からは、「新しく作ったメガネは本当に使いやすい。世の中が明るくなったように感じる。」などの感想をいただき、皆さんの満足された顔を励みに今日も仕事に精を出しています。
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中近、近々って、何??
メガネの種類を表す言葉には一般用語の感覚に欠けるものがあるかも知れません。
中近、近々で辞書をひいてもどういうメガネかはさっぱり?? そこで、簡単に説明したいと思います。
元々、遠近というメガネがあって、これに対応した言葉です。なので、シニア用のメガネです。遠近は、「境目のない遠近両用メガネ」と、言った感じで結構理解されていると思います。中近というのは中程度に遠いところからお手元までを一本のメガネでカバーする、もっとイメージの湧くネーミングとしては、室内専用メガネ、室内においてはこのメガネ一本で快適に過ごせますよ、というメガネです。遠近に対する弱点は、ずっと遠いところはボヤける、遠近に勝るのは、お手元の視野が広い、ユレ・ユガミが少ない、といったところです。室内で過ごす時間はお仕事でもご家庭でも結構長いのであれば便利なメガネです。
さらに変な?ネーミングをされてしまったメガネ、近々!?これは、お手元および、そこから少し先まで見えるメガネです。イメージしやすく言うと、パソコン用メガネ(デスクトップPCのディスプレイも見える)。お手元専用メガネは本当にお手元だけで、少し先はボヤけますが、この近々は少し先なら見えます。お手元の視野は中近よりさらに広い。特に60代以上の方により効果を発揮します。
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