両面非球面レンズ

両面非球面とは何か?メガネレンズは何百年の歴史があります。元々はガラスを研磨してレンズの「おもて面」と「うら面」のカーブの差でレンズの効果を出してきました。球面レンズです。

私が所属していたメーカーから今から30数年前に、コンピューター解析・設計により世界初非球面レンズというものが発売されました。これは、レンズのおもて面の周辺部を球面ではなく光学理論に基づいた理想的な面にすることによって、レンズを薄くする効果と側方の見え方を自然にする効果があり、現在ではほとんどがこのタイプのメガネレンズになっています。

さらに今から20数年前に(この時は私も関わりましたが)、レンズの「おもて」「うら」両方の面を非球面にすることに成功し、さらに薄く、さらに側方の見え方が改善された両面非球面レンズが発売されました。当初はかなり高額でしたが、最近は価格も抑えてご提供できるようになってきました。

人に見られた時のフェイスラインの崩れ等も改善できるので、「見え方」「見られ方」共にいいメガネを作ることができ、特に度の強めの方にはおススメのメガネです。


コメントは受け付けていません。