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機能コート

目に有害な紫外線をカットする機能は、日本ではすでにほとんどのレンズで標準装備されていますが、光をコントロールして目を保護したり見え方を向上させる機能が、ここ10年ほどのメガネレンズの進化の主な内容になっています。

代表的なのがブルーライトカット機能で、可視光線の中で最も波長が短くエネルギーが強いブルーの領域の光を適度に弱めています。特に、電球や液晶画面のバックライトとして普及しているLEDがこの領域の光が強いため、ここをカットするということでこのレンズは普及しています。

他には、まだ普及しているとは言えませんが、使う人が増えてきているのが、眩しさを軽減する(サングラスのように濃い色で強い日差しに対応するというより、夜間運転での対向車のライトの眩しさとか、日常のちょっとした眩しさやちらつきを軽減する)ものや、白内障等も含む加齢等での目の機能の衰えに対して目を保護するものや、コントラストを高めて視界をクリアにするもの等があります。主に(別々に)4つほどの方式(特殊コート、特殊フィルター2種、カラーリング)によって作られており、結果、透明のものと色のついたものとがあります。

これらの機能は、掛けた瞬間わかる内容もありますが、「疲れが軽減される」などは使っていてわかるといった感じでもあります。私自身それぞれすべての機能を使ってみましたが、それなりの効果を実感できました。それぞれの方の症状や生活パターンによってどの機能が一番効果ありそうか判断(相談)して選んでいく必要があります。