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目の疲れを軽減するメガネ

目が疲れる原因はいろいろあると思いますが、デスクワークで目が疲れる主な原因は2つあります。ひとつは、調節力を使って目を緊張させた状態で長時間いること、もうひとつは、パソコンの画面から出る短波長の光にさらされることによります

人の目は、遠くを見ている時は調節力を使わずにリラックスした状態で見ていますが、近くを見る時には、無意識に瞬時にピントを合わせています。これは、わかりやすく言うと目の中のレンズである水晶体を膨らませて、レンズの度を強くしています。この状態が調節力を使っている状態で、これが疲れの原因になります。

もうひとつは、最近、液晶モニターのバックライトにLEDが使用されているものが多くなっていて、テレビやパソコン、スマートフォンなどの画面から発せられるLED(ブルーライト)が眼精疲労の原因になると言われています。このブルーライトは波長の短い光で、波長の長い光よりも散乱しやすく、目は頻繁なピント調節を行う必要があるため疲れると言われています。

この2つの疲労原因に対策を打つことにより、デスクワークでの目の疲れを軽減します。まず調節力をサポートするために、レンズの設計技術で、パソコンの画面や近くを見るエリアのレンズの度数を変化させることにより、約30%調節力を軽減させることができます。次に、レンズのコーティング技術で、ブルーライトをカットします。この場合2つの方法があり、透明のレンズのままカットする方法と、薄い染色によりカットする方法です。いずれも、通常のコーティングやカラーリングと違い、短波長のエリアをコントロールする特殊な技術で作られます。前者はレンズは透明ですが、少し光の反射が気になる場合があります。後者は光の反射はありませんが、レンズに薄い色、一般的に薄いブラウンが付きます。