老眼とメガネ

こんな話を身近で聞いたことがありませんか?

「40代前半で近くが見づらい(-_-;) もう老眼?」

「90才でもメガネなしで新聞読んでまーす(^^)v」

「遠近両用メガネ作ったけど私には合わない、使えない」

 

・老眼は全員がなる

・ほぼ年齢に比例して進む

・そして老眼には遠近両用メガネがベスト

これは真実です

ではなぜこのようなことが・・・

 

それは、元々の目の特徴に理由があります

元々の目を大きく分類すると「正視」「近視」「遠視」の3種類に分かれます

あなたもこのうちのどれかに属しています

 

近視の人は近くに焦点が合う目で、遠くがぼやけます

90才になっても150才になっても近くは見え遠くはぼやけます

それで遠く用のメガネで過ごしている人は老眼になるとおでこにメガネを上げて近くを見ます

*近視にも「弱め」「強め」があります 強めの人はおでこにメガネを上げスマホを見るとき、周りの人がびっくりするくらい近づけて見ます 弱めの人は老眼が進むとおでこにメガネを上げてもだんだん見づらくなります

 

40才そこそこで近くが見づらくなる人は遠視です

きっと若いころは「視力2.0だぜ!」とか言っていた人です

遠視は遠くを見るときも近くを見るときのようにピント調整している目です(無意識にですが) 正視や近視は近くを見るときだけピント調整します

それで遠視は人一倍ピント調整して近くを見ています

*ピント調整と言いましたが、調節力のことで、この調節力の衰えが老眼です

遠視はいつもピント調整している疲れやすい目でもあります

(いずれもメガネで解決できます)

 

遠近両用メガネが掛けられないというのは、正視や遠視の人から聞きます

近視の人のように若いころからメガネをかけていない、老眼時にメガネデビューする人です

初めてメガネをかける負担(物理的にも、レンズを通した視界という意味でも)に加えて、「度」「メガネの位置」「レンズ設計」が正確に作られていないと掛けづらい遠近にいきなり挑戦するわけですから、相当正確に作られた遠近でないと慣れられない人もいます

ちなみにきちんと作られた遠近なら慣れて使えます


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